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なんだかんだで、ボナンザがチトセ家に来て一週間が過ぎようとしていた。
今日もボナンザはふかふかのベッドで目が覚める。
「ワン」
≪心≫『あ~、なんでこんな寝心地ええんやろ。
ってかなんで俺、普通に生活してるんやろ。もう一週間もこの家に居るし』
そんなことを考えながら、ボナンザは部屋の鏡の前に移動していく。
「クーーン」
≪心≫『ほんまエエ肉ばっかり食わしてくれるから、お腹周りもエライことになってきたなぁ。
ただでさえ足が遅いのに、さらに俊敏性がなくなってしもた。
これは、ビリーさんのブートキャンプでもせなあかんなぁ』
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