第1章

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宮崎「ふわぁ.......」 閉じたカーテンに特に何もない狭い質素な部屋。 朝日が若干カーテンの隙間から入ってきて部屋の暗さを和らげている。 そんな部屋に置かれた一台のベッドからギシギシと音を立て、あくびをしながら起き上がる。 そのままカーテンをさーっと開けると..... 宮崎「うわっ!眩しっ!」 眩い光が目に!しかも痛い! .........というわけで、ホークスに1位指名を受けて入団し、先日春季キャンプを終えた宮崎です。 僕の自己紹介ついては12の奇跡-1での僕の物語を読んで下さい。 春季キャンプを乗り越えたということで、寮生活もだいぶ慣れてきたんだけど..... 宮崎「早くこの寮から出たいなぁ... 1年間でられないんだっけ?」 とにかく早くこの寮から出たいと思い始めてきた。 単に部屋が嫌だから。 それだけの理由で部屋から出て行きたくなる僕も僕だけど、部屋も部屋だと思うのは僕だけ? とりあえず完全に目が覚めたので部屋から出ると..... 奥なんとか「おー!お前も起きたのかみやざ(ry」 《バタンッ!ガチャ!》 お前はマイライフの恒例選手でも、この小説にまで出てくるんじゃあない! さて、安全確認をしてみて、誰も居なかった【奥なんとか「ひ、ひどい...」】ことだし、早速食堂にでも向かおうか! その後朝食を摂り、いろんな準備を済ませてから練習へと向かう。 今日の僕はとてもワクワクしていた。 おそらく、プロ野球生活初の練習よりもワクワクしている。 なぜなら..... 宮崎「今日からは待ちに待ったオープン戦!絶対に開幕1軍には行きたいなぁ...」 今日がプロでの実戦では初めてとなるオープン戦だからだ。
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