0人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
宮崎「ふわぁ.......」
閉じたカーテンに特に何もない狭い質素な部屋。
朝日が若干カーテンの隙間から入ってきて部屋の暗さを和らげている。
そんな部屋に置かれた一台のベッドからギシギシと音を立て、あくびをしながら起き上がる。
そのままカーテンをさーっと開けると.....
宮崎「うわっ!眩しっ!」
眩い光が目に!しかも痛い!
.........というわけで、ホークスに1位指名を受けて入団し、先日春季キャンプを終えた宮崎です。
僕の自己紹介ついては12の奇跡-1での僕の物語を読んで下さい。
春季キャンプを乗り越えたということで、寮生活もだいぶ慣れてきたんだけど.....
宮崎「早くこの寮から出たいなぁ...
1年間でられないんだっけ?」
とにかく早くこの寮から出たいと思い始めてきた。
単に部屋が嫌だから。
それだけの理由で部屋から出て行きたくなる僕も僕だけど、部屋も部屋だと思うのは僕だけ?
とりあえず完全に目が覚めたので部屋から出ると.....
奥なんとか「おー!お前も起きたのかみやざ(ry」
《バタンッ!ガチャ!》
お前はマイライフの恒例選手でも、この小説にまで出てくるんじゃあない!
さて、安全確認をしてみて、誰も居なかった【奥なんとか「ひ、ひどい...」】ことだし、早速食堂にでも向かおうか!
その後朝食を摂り、いろんな準備を済ませてから練習へと向かう。
今日の僕はとてもワクワクしていた。
おそらく、プロ野球生活初の練習よりもワクワクしている。
なぜなら.....
宮崎「今日からは待ちに待ったオープン戦!絶対に開幕1軍には行きたいなぁ...」
今日がプロでの実戦では初めてとなるオープン戦だからだ。
最初のコメントを投稿しよう!