僕たちの出会い

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僕(東条 なる)は、小さい頃から父親に野球っていうスポーツに縛られていた。父親の野球好きが理由である。でも僕ゎ野球が好きになった。父親とプロ野球を観戦しに行ったり、家でテレビを見ながら父親と応援した日を覚えている。今は、そんな父に感謝している。野球というスポーツに出会えたから。 僕ゎ成長しても野球が好きだった。そして、去年夏の甲子園でベスト8に入った高校に入学した。そして僕ゎ彼に出会う。岡本だった。 岡本とは=中学三年当時、最後の県大で3ー2で負けていて9回裏で二死二塁三塁で僕に打席が回ってきた。シングルヒットでもサヨナラの可能性がある。僕ゎバッターボックスに立った。そして、初球でボールを打った。センターより右側の方にボールが飛んだ。誰もがヒットと思った時、センターを守っていた岡本がダイビングキャッチでボールをグラブに収めた。試合ゎ惜しくも負けた。準優勝だった。僕ゎ朝まで泣いた。そして全国大会に出た岡本の中学校。なんと全国大会の決勝まで勝ち上がっていた。僕はテレビで決勝を見た。そして見て思ったのだ。彼の凄いところは守備だけじゃない。決勝戦では、4打数4安打、試合を決めるタイムリーヒットを打っていた。岡本の中学校は優勝した。僕は相手投手の顔を見た。そいつは、殺気のある目で岡本を睨んでいた。名前は確か鬼頭君だった。僕は岡本に対してこのような記録がある。 そう彼もここに入学したのだった。そんな記録が彼の顔を見た瞬間に頭に戻ってきた。でも僕ゎ岡本に対しての悔しさを押しきって彼に話しかけた。 僕「キミ、岡本君だよね。ダイビングキャッチ凄かったよ。あと、全国大会の決勝戦。」 すると彼ゎニコって笑って 岡本「あっキミゎ東条君。ダイビングキャッチ⁉あっ、アレね。まさか、捕れると思わなかったよ。負けたくないという気が強くて気がついたらボールに向かって俺、飛んでたよ。これからゎ、同じチームとして頑張ろうなぁ。ポジションゎセカンドでしょ?」 彼ゎ以外と心を開いてくれる人だった。ちょっと嬉しかったので照れ臭く😌 僕「うん、そうだよ。一緒に甲子園目指そう。」 岡本「おう‼」 これが僕と岡本の出会いだった。
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