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目が覚めると、貴方は知らない街にいます。
手にはひとつの鍵と、グシャグシャになったメモ用紙。
『ようこそ、Grief Cityへ。
この街は貴方を歓迎いたします。
ただ、貴方がこの街を出る事は許容致しません。
もしも、街から出て行きたいのなら街の中央にある扉をお使い下さい。
扉には鍵が掛かっています。そして、鍵はひとつではございません。
鍵は全部で15個。
1人に1つずつ、鍵の所有権が与えられております。
貴方がもし、この街から出て行きたいのならば15の鍵を全て手に入れなければなりません。
だたし、他人から鍵を奪うだけでは、鍵を手に入れた事にはなりません。
鍵の持ち主の死亡が確認された場合、次に鍵に触れた人物が、その鍵の所有権を得る事が可能となります。
この街で健やかに過ごされるのか、
誰かの命を奪って出ていかれるのか、
どうか後悔の無い様、判断下さいませ。
貴方の幸運とご健闘をお祈り致しております』
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