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今日は親友の和花とのディナーの日。
待ち合わせ場所に行くと和花の彼と見知らぬ男性がいた。
この年になっても彼氏のいない私に和花が誰かよい人がいないかと彼に頼んでいたらしい。
それでこの見知らぬ人は和花の彼と同じ会社、大手電気メーカーに勤める佐々原真人(ササハラマナト)さんと言うらしい。
何も知らされてなく突然の事に私は目を白黒させる。
佐々原さんは情報処理にとても強く会社でも飛びぬけて仕事ができるらしい。
それは凄いのだか、容姿が全く好みでなく私のテンションもさほど上がらない。
しかも、ニヤニヤした顔と初対面で、いきなり
「愛菜ちゃ~~ん。」
って馴れ馴れしい上に、言い方が・・・気持ち悪い。
和花、せっかくだけど、ごめん。
無理だよ。
できるだけ目を合わさないようにした。
決して面食いではない(友達曰わく)のだけど私的にはどうしても受けいれる事ができなかった。
当たり障りのない話をしてこの日はそそくさとお開きにした。
夜に和花から電話があり佐々原さんは気に入ってくれたらしいのだが、私はきっぱりお断りした。
それでこの話は終わったはずだった・・・。
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