第二章

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「僕もう、皐月の事好きじゃないし。 皐月も僕なんかどうでも良いでしょ? 僕よりも可愛い子沢山居るもんね」 はじめの言葉は自分に言い聞かせてた気がした。 なんでだろ? これ以上話したくないから教室を出ようとすると掴まれる腕 「なに?痛いんだけど。」 「ごめん、」 「何が?」 何だろう、口からは冷たい言葉しか出てこない。 「その、浮気して……圭太、俺と別れないで?俺は圭太が好きだから」 「もしもそうだとしたら何で浮気したの?」
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