第7話

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「寝ぼけてんのか?」 優しく笑いながら、頭を撫でる辰巳さん。 暖かい手が触れている。 うん、妄想じゃない。 「起きたら、辰巳さんがいなかったから。ちょっと、焦ったの。」 「・・・そっか。うん、大丈夫。」 「どこ行ってたの?」 「コンビニ。飲み物がなくて。」 「えっ?冷蔵庫に、あったよね?」 「あー・・・。タバコを買いに。」 「辰巳さん、タバコ吸ったっけ?」
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