第7話 妖しい宴
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『ブーン』と身体の中で何かが動きだした。 「あっ」一瞬、 隣でも聞きとれないほどの小さな声が、 口をついてしまった。 まだ、振動は激しくはなかった。 奥のほうでジワジワと揺れている感じで。 刺激が少なく快感もない。 マスターが割り箸を持って戻り、亜紀の手元へ置いた。 「どうぞ、召し上がってみてください」 「はい」 亜紀が微笑んだ。
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