第7話 妖しい宴

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オモチャ遊びは嫌いじゃないけれど、 一人自宅の寝室でするものだった。 それがいまは男性に囲まれている。 落ち着けない。 それよりも怖かった。 見つかることを考えてしまう。 亜紀は汗とは違う冷たいものが 背中を縦に通っていった気がした。 ビールを一口飲んだ。 落ち着くにはそれが良いと思えたからだ。
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