第7話 妖しい宴

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亜紀は彼らにほんのちょっと頭を下げて座った。 隣との間は20cmほどある。 狭くはないが左右とも男性。 亜紀はなんとなく落ち着かない。 亜紀は携帯を手にとって、 着信とメールのチェックをしようと画面に指を向けた。 すると『ブルブル』と先に震えだし、 画面がメールを受信した表示に変わった。 発信者はマスターだった。本文を開くと。 『女性用トイレの棚の上に  トイレット・ペーパーが置いてあります。  右端の芯の中にビニール袋に  入ったオモチャがあります。  それを大切な所、一番奥に入れてください』
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