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「拓斗?帰ろうぜ!!」
「嗚呼。って、咲哉!わかったから、引っ張んな!!」
「だって、久しぶりじゃね?一緒に帰れんの!!」
ズルズル
咲哉に引っ張られる俺、こと月影拓斗。
何か、厨二っぽいって?
言うな。俺も気にしてるんだ。
そいで、改めて俺は、月影拓斗。17歳で、黒髪のフツメンだ。
でも、友達曰く
「その前髪を切って、咲哉が居なければ、お前はモテたのにな?」
らしい。
ちなみに、俺の前髪は、目をほとんど隠している。
つまり、根暗君状態だ。
でも、俺はこの髪型を変えるつもりはない。
だって、この髪型も、色々便利なんだぜ?
喧嘩の時とか、表情さとられにくいし。
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