異世界へgo

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~タクトside~ あ…俺、辛気臭い顔になってたか。 あちゃー。 レンのこの顔・・・心配かけちまったか…? ハハッ もう、あの事は、俺の中だけに封印したつもりだったんだけどな。 あ~あ。俺らしくねぇな。 「レン?さっきのは、冗談だ。本気にすんな。まぁ、顔的にはホントに俺の方が価値ないけどな~。」 ホントなそうなのだ。 レンは、テンプレ通り美少年だった。 くそっ。 「え、え?あ、あのタクトさん?」 あ~、何か色々困ってるな。 まぁ、今までずっと牢で酷い扱い受けてたから誉められた事なんて無いか…。 つか、 「さん、いらない。タクトでいい。あとタメ口な。」 「え?いいの?」 「当たり前だ。家族だからな。」 「うん!!ありがとう。タクト!!」 嬉しそうだな。 まぁ、レンにとって初めての家族みたいなものだからか。 今まで、人としても扱われてたかわかんない状況だからな。 当然か…。 それにしても、 「レン!今のお前は弱すぎるし、無知すぎる。勿論、お前のせいじゃ無いんだけどな。つー訳で、明日から特訓開始だ!!」 「う、うん!!」
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