エピローグ

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一日の学校が終わり、放課後、私は部活に入っていないため、家へは早いうちについた。 うちの家は、母子家庭で、兄弟はおらずお母さんと二人で暮らしていた。 「ただいまーあれ?」 家に帰ると、玄関に見慣れない靴がいくつか増えていた。 「おかえりー結衣のお客様が来てるわよ~」 「え?」 とりあえず嫌な予感しかしなかった。 そう、朝の例の件である。 私は、重い足取りでリビングへと向かった。 リビングへと入ると、テーブルを挟み、お母さんがテレビでみるような、黒服の男性二人と話していた。 私は、何が起きているかわからず立ち止まっていた。 「結衣、早くここに座りなさい。」 こうして、私の意味のわからない対談が始まりを迎えた。
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