とにかくこの世は金と知恵①

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同じく同級生で同じ部活の人である、 岡本ジュンさんが居た。 高校を卒業してからは会っていないので 久々の再会となる。 が、これだけでは終わらなかった。 ?「山っちー、ハロー」 と声がした方向を振り向くと、 小林ユナ先輩が居た。 小林ユナ先輩は、私と山田の部活の 1年上の先輩になり、村本先輩とは同期となる。 トオルが村本先輩に師事していたのなら、 私は小林ユナ先輩に師事していたとなる。 最初に見たときはすっかり大人の女性に なられており、失礼かもしれないが名前を 聞くまでは気付かなかったくらいである。 一緒に居たのは、近藤ヒトミ先輩と、 福井カナコ先輩である。 近藤ヒトミ先輩は、村本先輩とは 出身中学が同じであり、トイザまスの 近くに住んでいる。というのを 高校時代の部活の日誌で知った。 福井カナコ先輩は、私の2コ上の先輩であり、 年賀状の住所はイヲンから南で、 もはや太平洋が見える伊古部に住んでいる。 近藤・福井先輩共に繊細な文章と 美麗な絵を描かれる人である。
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