第1章

2/2
前へ
/2ページ
次へ
この世界には魔法や魔物などが存在している。 ここはロンデンス王国。緑豊かで戦争の起こらない平和な王国である。 そのロンデンス王国の北東に位置する所に国王の住むロンデンス城があった。 今は朝の7時を過ぎた頃、城の一室に朝日が射し込み小鳥が朝の訪れを伝えた。 「あら、もう朝なのですか。」 眠りについていた少女はそう告げて目を擦りながら起き上がった。 身長は160cm程度、軽くウェーブの掛かり腰の辺りまである金髪は朝日があたり光輝き、肌は人形のように白くきめ細やかであり、瞳はまるで宝石と見間違うほど美しいエメラルド色であった。 この少女こそロンデンス王国の姫君であるエメラ姫である。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加