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やはり酷く煩い悲鳴が上がるが、俺がマイクの前に立つとピタリとおさまった
耳栓を外して生徒達を見る
((耳栓してたのか……流石委員長))
タカヤ「風紀委員長の桜崎鷹夜だ、そして副委員長の木戸栄志、風紀書記の峰岸理貴……風紀の主要メンバーだ、覚えておけ」
名前を言ったところで木戸は手をふり、峰岸はお辞儀をした
タカヤ「新入生への注意だが、中等部と違い高等部には発情期の猿が多いので気を付けろ、親衛隊に入るならば制裁はやめろ、迷惑だ……生徒会親衛隊は総隊長から親衛隊への入隊理由を聞かれるので正直に答えること、指示には従え……………それからFクラス、二年三年の統括は二年Fクラス木戸栄志がやっている、喧嘩を売るなら俺を敵に回すつもりでいろ……………………全員問題を起こすな、俺の手を煩わせるな、平穏な学園生活が送りたいならば風紀を乱すな、違反者は誰であろうと俺が潰す」
言い放てば、何故か拍手と共に歓声が起こる
おい、氷帝様と叫ぶのはやめろ
エイシ「あはは、委員長ってば人気だねぇ?」
ミネ「あの人にだけは敵わない…」
あ、そうだった
俺は左近に近づいて耳打ちする
サコン「ん?どうした?」
タカヤ「少し協力しろ」
肩に手を置いて、左近の耳に顔を寄せる
「風紀委員長×生徒会長キタコレー!!」
発見
タカヤ「木戸、確保だ」
エイシ「あーい」
壇上から飛び下りた木戸は、素早く叫んでいた生徒を捕獲した
来る王道に備え、腐男子を確保しておこうと思っていたんだよ
「ギャァァッ!?木戸栄志!Fクラスリーダーが何故俺を拉致!?死にたくないおぉぉっ!!」
エイシ「煩いね君ぃ…黙れ、委員長が呼んでる」
「ヒッ!?」
タカヤ「あぁ、そこでいい、顔は覚えた……峰岸……あいつを風紀会計にするからよろしく」
ミネ「了解」
「ちょ!?俺の意思はぁ!?」
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