やってきたモジャ男

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タカヤ「腐った奴等に遠慮したらネタにされるからな」 ススム「へっ!?な、何故…」 ……こいつ、バレてないつもりだったのか? タカヤ「姉が腐女子だが、助言をもらえばいらない報告までさせられるからな、腐男子を引き入れておきたかったんだ……」 そう説明すると、何やら納得したようだ そして、峰岸と木戸がやって来たので本題に入る 皆でソファーに座り、コーヒーを飲みながらの会議だ タカヤ「さて…金木に仕事を教えるのは峰岸に任せるが、見回りは木戸と一緒に行け……木戸、わかってるな?」 エイシ「チワワ部隊や番犬部隊にわかりやすくでしょー?あと、弱そうだしぃ」 その通りだ ススム(き、木戸栄志と見回り!?し、死ぬかもしれない!) 金木が怯えてるが、まぁ大丈夫だろ タカヤ「それから、理事長からこんなものを渡されてな」 一枚の書類を見せる ススム「王道キタコレー!!」 ミネ「これは?」 タカヤ「五日後にくる転入生の書類だ……遅れたのは家庭の事情、そして理事長の甥らしい」 書類についている写真には、金髪サラサラの髪で青い目をした美少年が写っている エイシ「五日後ってー中途半端だねぇ?」 タカヤ「……そうだな、だが問題はそこじゃない…………コイツは中学の時に色々問題を起こしているらしい、しかも頭が悪いから理事長が頼まれて仕方なくうちに入れることになったようだ……………荒れるぞ」 ススム「まさに王道!黒ぶち瓶ぞこ眼鏡と黒モジャ鬘装着で次々生徒会やイケメンを落としていくんですね!王道総受けキタコレ!」 ……腐男子のテンションがウザいな 峰岸も木戸もドン引きしてるぞ
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