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離してやると、更に煩い
ナチ「何するんだ!痛かったんだぞ!俺に痛い思いさせるなんて最低だ!!謝れ!」
はぁ…
タカヤ「黙れ」
少し威圧してやると、怯えたように震えて黙る
エイシ「委員長ー、俺がワクワクしそうな殺気はおさめてちょー」
殺気?少し威圧しただけだが……おさえた
タカヤ「……さて風祭…今から言うことをその空っぽに近い頭にしっかりと刻め、まずお前は人の話を聞け」
ナチ「俺は聞いてるぞ!!」
タカヤ「そうか、では言うが……何故敬語を使わない?」
ナチ「皆平等だからだ!」
……いちいち叫ばないといけないのか?
タカヤ「平等ねぇ?では俺とお前は平等か?………違うな、俺は年上であり風紀委員長である、会社で例えるところの上司だ、お前は平社員で年下…部下にあたるな………わかるか?」
ナチ「………でも!同じ人間だろ!」
そうか、理解はしたのか
タカヤ「そうだな、しかしお前がもし社会に出て、取引先の相手にタメ口を使ったとしよう、確実に取り引きは破談する、お前の態度が社会人として相応しくないからだ、そして破談になった契約でどれだけの損害が出るかわかるか?お前の思想を押し付けて、沢山の人間が不幸になる…………敬語の必要性がわかるな?」
ナチ「…………わかった!」
なら敬語を使え
タカヤ「その練習として学校生活でも教師や先輩には敬語を使う、いいか?人それぞれ考えは違うんだ、誰もが友達になれるわけじゃない、相手にも意思があるのだから無視しては駄目だぞ?」
ナチ「わかったけど………無視してないぞ?」
ふざけんな
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