風紀委員長の俺

新歓

『会長様の意外な一面が発覚したところで四問目いきましょー！』

俺か

ﾀｶﾔ『……理事長、これは……』

理事長の考えた問題だ

ギリギリに問題を渡してくるから確認する暇がなかったから仕方ないが…

ﾀｶﾔ『理事長の考えた問題だ……風紀委員長の桜崎はノンケである…○か×か』

全員の視線が俺に集まる

『ノンケと噂の風紀委員長だが実際はどちらなのか!?さぁ移動だ！』

悩みながら皆移動する

半々といったところか……

『移動時間終了です！さぁ注目の回答はどちらだ！』

はぁ………

ﾀｶﾔ『×だ』

｢｢｢｢えぇぇぇぇっ!?｣｣｣｣

ｴｲｼ「委員長ノンケって言ったじゃぁぁん！」

木戸は○に居たのか

ﾀｶﾔ『ノンケということにしたほうが問題が少ないからだ……』

ｻｺﾝ『鷹夜はバイだぞ』

左近……

ﾀｶﾔ『……因みに理事長はバイ、理事長秘書は男装してるが女でホストの嫁、会長もバイで好みのタイプは色気ある綺麗系』

ｻｺﾝ『だから何故知っている!?そして何故バラす!?』

仕返しだ

ﾀｶﾔ『さっさと五問目にいけ』

ｻｺﾝ『……はぁ、第五問……風紀委員長からの問題だ、この学園の七不思議である誰もいないはずの音楽室から聞こえてくるピアノの曲はベートーベンの月光である、○か×か！』

ｽｽﾑ「正解どうやって調べたの!?」

金木の叫びに全員頷いている

ﾀｶﾔ『もしも幽霊ならば不法侵入なので取り締まりにいった』

ｽｽﾑ「委員長ぉぉぉっ!?」

『我が学園の風紀委員長ははかり知れません！さぁ移動ですよ！』

これまた半々だな

『さて正解は!?』

ﾀｶﾔ『○だ……因みにピアノを弾いていた奴だが、ただのチャラ男だったので安心しろ』

チャラ男ツートップの生徒会会計と親衛隊総隊長に視線が集まったが……知ったことじゃない