風紀委員長の俺

新歓

『何だか暴露大会のようになっていますが、これはこれで皆様が知れて嬉しいですね！さぁ次が最後の問題になるのでしょうか？』

ﾀｶﾔ『第十一問題、生徒会会計宇佐美の親衛隊、本日の当番は会計親衛隊隊長である…○か×か』

ｱｷﾗ「………」

ｽｽﾑ「え？当番てなんすか？」

質問には答えない

会計も真剣に悩んでるので、金木は会計も知らないのだと思ったようだ

そして、金木は○、宇佐美は×を選んだ

ﾀｶﾔ『正解は……×だ、隊長は明日だな』

ｻｺﾝ『お前、そんなことまで把握してんのかよ…』

当たり前だ

ﾀｶﾔ『さて、優勝は生徒会会計宇佐美に決まりだ、一位の宇佐美と二位の金木は今ここでご褒美をやろう、回答シートは回収して不正解が二問までの生徒は後日呼び出しをする』

ｻｺﾝ『さて、まずは二位のご褒美だが…………』

ﾀｶﾔ『金木だからな、俺と左近のツーショット写真を一枚、ポーズは指示させてやる』

ｽｽﾑ「マジっすか！」

大盤振る舞いだろ？

キャーやら欲しいやら聞こえてくるが、勝手に撮ればいいだろ…

ｽｽﾑ「…………な、なら！お二人のキスの写真とかいけますか!?」

『『……………』』

そうきたか……抱き合っているとかだと思ってたが…

ｴｲｼ「ススムゥゥッ!!何言ってんだ、あﾞぁっ!?」

ｽｽﾑ「ギャァァッ!?ごめんなさいぃぃっ!!」

ま、いいか

ﾀｶﾔ『金木ー、ちゃんと撮れよ』

ｽｽﾑ「へ？あ、はい！」

ササッ！とカメラを用意した金木を確認して、左近の顎をとり、口づけた

キャーキャー煩いな…

おい左近、舌を入れようとするな

スッと離すと、金木が鼻血を出して感無量といった感じだった

ｻｺﾝ『……もう終わりか』

ﾀｶﾔ『次は宇佐美のご褒美があるだろ』

キス程度なら左近が寝ぼけてしてくるから平気だ