苛めじゃない、躾だ

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新歓が終わり数日後 俺は理事長に呼び出された 何やらお客様らしい……誰かは言ってなかったが、あの理事長の苦々しい声を聞けば予想は可能だ ノックをして中に入ると、予想通り 宇宙人と伊神、そして宇宙人の父親と………何故か伊神の父親も居た 暇人共め ただ、喚く宇宙人と睨む伊神は良いとして、宇宙人父と伊神父は俺を見て愕然としたあと、顔色を悪くした 「「……鷹夜君」」 タカヤ「俺に何の御用でしょうか」 リジ「悪いね桜崎君……那智が兄に苛められてるなんて言ったらしくて……伊神君のほうは知らないけど」 成る程 タカヤ「で?お二方は俺に何か?」 風祭「い、いや!何でもない!」 伊神「あ、あぁ、何でもないよ……そうか、風紀委員長は君か……なら安心だな」 二人は慌てた様子で言った これには宇宙人や伊神……ややこしいな……副会長、理事長も驚いたようだ リジ「なんだい?知り合いなのかい?」 タカヤ「そうですね、どちらかと言えば父の知り合いでしょうか?」 リジ「大雅さんの?」 理事長は母の弟(つまり俺の叔父)の友人らしいので、叔父経由で両親とも親しくしている………必然的に俺や姉ともだ だから姉がこの学園に俺を入学させたんだ 風祭「た、頼む!!どうか大雅さんには言わないでくれ!」 伊神「私からもお願いする!今日君を呼び出したこと、大雅さんには言わないでくれ!」 あんたたち、どんだけ親父が怖いんだよ… 顔が真っ青だぞ?
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