第1章

12/437
前へ
/437ページ
次へ
「南沢さん、僕を疑ってないなら、おかわりをどうぞ。何にします?」 彼は、私の空いたグラスを指差した。   「じゃあ、あなたと同じものを」 彼はマスターにグラスを頼み、自ら水割りを作ってくれた。   「どうぞ」 目の前に琥珀色のグラスが、差し出された。 受け取って、一口飲んでみる。 思った以上に濃厚なブランデーの香りが口いっぱいに広がった。 なんだか、この一口だけで体中に酔いが回った気がした。  

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>