バラバラになった少女
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「ごめんね。」 「いいの。泣かないで。バイバイ、またね。」 そう言うと、少女の霊は、その姿を細かく崩してゆき、バラバラになった身体は即座に濃いピンクの花びらへと変化していったのだった。 その花びらも、すぐに強い風によって飛ばされ、残ったのは、最初に見た手足分だけの、ピンクの花びら三枚であった。 真夜中の山中に、静寂の木霊が鳴り響いていた。
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