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「そんなのわかんねぇだろ?」
「分かるよ!絶対あり得ない」
「わかんねぇだろ!ミツキは好きかもしんねぇじゃん」
「はぁ!?何でミツキさんがわざわざ田舎の高校生なんか好きになるわけ?」
なぜか、あり得るあり得ないの応戦が続きケンカみたいな感じになってお互いぷいっとそっぽを向いたまま帰った。
夜になり瀬戸からごめんメールが来て、冷静になってた私もあんなことでケンカしたのが馬鹿馬鹿しくてちゃんと謝って仲直りをした。
まだ何も始まってはないけれど、真っ白なキャンバスには色とりどりの絵の具で描くように、たくさんの色や想いを重ねていくのかもしれない。
*あとがき*
実可子を登場させるだけのつもりが意外と長くなってしまって、しかもNLって。このままいくと実可子のお話になっちゃうのでぶった切りました。
次は玲と類のお話を書こうと思います♪お話が浮かんだときにゆるりと。
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