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それから俺達は契約の握手を済ませ無事バロムは俺の使い魔となった。
「現実世界でバロムって呼んでいいの?」
ここで現実世界に戻った時のバロムの呼び名を考える。
万が一邪神の存在を知っているやつがいたとして、俺がバロムを呼んでる姿を見られたらちょっと厄介だからな
「ふむ…そうだな…普通のやつであれば別に問題ないが私の存在を知ってるやつもいる。私の名前は控えておこう」
「じゃあなんて呼べばいい?」
「あー…適当に決めて」
「…まぁそう来るとは思ったよ」
念のため呼び名の候補はいくつか用意しておいた。
バロムが気に入るかは知らないが、こっちに委ねたからには従ってもらわないとな。
「じゃあクソムシで」
「やっぱり私が決める」
えー…いい名前だと思ったのにな。
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