ファンタジーを語るのにギルドは外せない

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「すいません、ギルドってどこですか?」 結果人に道を聞きました。 だって歩いても歩いてもギルドは見つからないし不良には絡まれそうになるし何より歩くの飽きた! 俺異世界に来てから歩いてばっかじゃね? さすがにそれはもう嫌なのでおとなしく人に道を聞くことに。 最初からこうすりゃ良かった。 あの時の自分を呪ってやりたい。 …あ、もう呪われてるんだっけ。 「ギルドはここから西に一キロ歩いたところですよ」 まだ後一キロも歩くのかよ。 めんどくせぇ… 「ありがとうございます」 「頑張ってくださいね」 俺はお礼を言い、その場を立ち去る。 万歩計とかあったら俺今何歩歩いてるんだろうな。 ちなみに道を聞いたのは人の良さそうな男性。 女性に話しかける勇気はなかった。 そうです俺はヘタレなんです。
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