ファンタジーを語るのにギルドは外せない

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「おおおお!!!!!!」 俺がギルドの王道について語っていると、カウンターの向こうの扉の中から歓声が聞こえた。 「なんだなんだ!?」 「歓声が上がってるぞ!」 ギルド内の人は歓声を聞きざわつきはじめる。 「一体何があったんだ?」 「すごい気になる!」 次第に歓声の理由を気にしはじめ、個々に予想を始めた。 「俺は新たな属性発見に1票!」 「僕は魔力の大きさに!」 「帝が宣戦布告!」 「俺は子供が産まれたに1票だな」 「魔王出現!」 後の二人は考える気あるのだろうか。 そして最後は絶対ない。 魔王が来たら歓声なんか上がるはずがないだろ。 てかそんなことあってたまるか。
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