第1章 秋良と玲は出会った

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「短い間ですが、お世話になります。」 「よ、よろしくお願いしましゅっ……」 あは、不式君噛んだ。なんか可愛いね。 同じ学年だけど弟みたいな感じがするね。 あ、で、席は冬馬と春樹の席にそのまま座ることに。 二人とも僕の隣。 「よろしくね。不式君。天使君。」 「あ、うん。よろしくえーと…?」 「僕は吉川 秋良。秋良って呼んで。」 「うん。よろしく。秋良君。俺のことは玲でいいよ。」 「わかった玲君だね。天使君も僕のことは秋良って呼んでね。」 「ん。じゃあ秋良、俺は優でいい。」 「わかった優君だね。君達は寮に入るの?」 「いや近くのマンションに住むつもりだよ。玲がこう見えて人見知り激しいからな。」 「近くのマンションって、ここから五分ぐらいの所の?」 って悟がぴょこんって効果音が出そうな勢いで割り込んできた。 もう。悟可愛い。
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