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純の笑顔が浮かんだ…。
「純から話を聞いているうちに、アキに逢いたいって思う様になった…。
アキは何処か俺に似てるって思ったから…。
俺は、顔も知らないアキに、ずっと恋してたんだ。
でも、恋で終わらせたくないんだ。
アキの過去に何があっても、アキの心に誰が居ても、俺は恋を愛に変えたいんだ。
アキの全てを、俺は受け入れたいんだ」
アキはゆっくりと顔を上げ、晃司を見つめた。
「ゆっくりでいい…。
アキには、何よりも大切なみらいも居る。
時間を掛けて、自分自身の気持ちを整理して、俺を見て欲しいんだ」
晃司はとても優しい目で、アキを見つめていた。
晃司はアキを立ち上がらせた。
「泣きたい時は、俺の胸貸すから」
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