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アキと桜田…。
二人の心は決まっているはずなのに、時々グラグラと音を立てて揺れてしまう…。
そして…、心の行方を見失ってしまう…。
そんな二人の思いをよそに、次から次へと問題が勃発し始めた。
数日後…、アキがいつもの様に仕事をしていると、店に晃司がやって来た。
「アキちゃーん、逢いに来たよー」
と何故かテンションの高い晃司。
アキは笑顔で”いらっしゃいませ”と言うと、奥に入って行った。
そのアキと晃司を見て、百合子は二人に何かあったのだと察した。
「百合子さん、モーニングセットもらおうかな。
俺、まだ朝飯食ってなくて、めちゃめちゃ腹空いてんだ」
百合子は嫌な予感がした…。
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