ののの湯
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【二】 彼女の兄は週に二日来ており、当たり前だが勉強以外の話も沢山した。六つ歳が離れていた彼は、私にとって十分に大人であり、色々とメンタル面で気をつかってくれる。だが鬱陶しいのが、頼みもしないのに恋愛の相談なら任せろとでも言うように、そこを突いてくるのだ。幼い私としては、まさか「あなたの妹が好きです」とは言えずに、やがて彼が来る日には家へ帰るのを避けるようになってしまった。 .
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