第一夜 ー空眞小路の場合ー

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ばたん 「ふぅ~・・・・」 自分の家に着き、一息つく。 別に可奈といるのが疲れたわけでは無いがさすがに30分も真冬の中で突っ立てたんだ、しかもその後色々歩き回ったんだ、その時の疲れが出てきたのだろう。自分ひとりの空間になったとたん息を吐くのと同時に溜まった疲れを吐き出すように溜め息が出た。 小路はこういう時はさっさと寝るに限ると思いながらちゃっちゃっと軽くシャワーを浴び、引き込まれるようにベッドに横になりまだひんやり冷たい布団が暖まるように自分に包ませながら眠りに落ちた
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