プロローグ

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「さらばだ・・・勇者よ」 勇者は十分に魔王に近づくと足を止め、手に力をこめた。 そして・・・一閃。 俺はその時の魔王の言葉が今でも忘れられない。 「・・いや・・・」 長い苦しみからようやく解放された安堵のような一言。 そして、勇者がこれから歩むであろう苦難の道を暗示する一言。 「新たなる・・・『魔王』よ・・」
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