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魔法とゾンビ
俺は引きこもりなんだが、
親が飯を持って来なくて餓えたので、
仕方なくドアを開けた。
「おいババア飯はまだか?」
「ウボォ~!」
「ひぃ!お袋がゾンビに!?」
命からがら外に逃げると、
街には何故かゾンビが溢れていた!
「おいおいリアルバイオハザードかよ!?」
そう叫ぶと俺に気付いたゾンビ達が集まって来た。
「く!来るな!」
しかし何故か俺の手からビームが放たれ、
ゾンビ達が火葬されていく。
「な、なんで俺にこんな力が?」
驚きながらもビームを連射してゾンビを火葬していくと、
同様にビームを撃つ眼鏡の地味な女の子も居た。
「貴方もしかして童貞?」
「ギクッ何でそれを?」
「世界が崩壊してゾンビが溢れたんだけど、
童貞や処女は魔法が発現して生き残れたの」
「童貞が魔法使いなれるって本当だったのかよ!
でもお袋は俺産んだから、
そりゃ非処女でゾンビなったんだな」
「そう!魔法が使えない経験済リア充達は、
全員ゾンビになってしまったの」
「よっしゃ!じゃあ遠慮はいらねえな」
気合い入った俺は、
魔法でゾンビと化したリア充達を爆発させていくが、
共に戦う事で魔法少女とも仲良くなり充実していく!
しかし強敵も現れた!
「こいつら!
ゾンビなのに何で魔法使えるんだ!?」
「俺は素人童貞だから、
ゾンビ化しても知性保って魔法使えんだ!」
「私は玩具突っ込んだだけで、
本当の男性経験は無いから以下同文!」
「体も再生している!?
ここは逃げましょう」
取り敢えず廃墟に逃げ込み魔法ゾンビをやり過ごすが、
密室で二人っきりなので俺は、
眼鏡魔法少女と初めて同士ながら、
熱い一夜を過ごした。
翌朝目を覚ますと魔法ゾンビが、
通常ゾンビを引き連れ現れた!
「充実して来たお前達もゾンビになれ!」
「よっしゃここは二人の愛の力で究極魔法を・・・・・えっ?使えない?」
「お前ら経験したから、
もう魔法使えないんだよ!」
「しまったぎゃああああ!」
俺達は素人同士経験したので、
魔法使えない通常ゾンビになってしまったとさ。
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