第二章:禁じられた想い・後
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圭一の足音が、どんどん遠ざかっていく。 (こうすることでしか…歩きだせなかった……) ───夜は長い。 ひとりで泣き明かすのも、悪くはないと、瑤子は思っていた。 【第三章 五月雨──捨て猫と少年 に続く】
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