検証

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人間椅子さん  2014/10/8 21:49 【あきんどはいらない】 商人が芸術を良くも悪くもします。 だから良い商人は居て欲しいですが、ろくでもない商人は要りません。 良い商人は当然ながら商材の価値をアプローチするための知識を論理的に身に付けています。 つまり、高価な商品を買わせる動機付けができるのです。ですから客は、買った後も商品の価値を再検討することができ、だから次に買う時にセンスは洗練されますから、業界全体の価値が上がっていきます。 対してダメな商人は、客が買うモノを価値のある商品と捉えます。要するにバイトですから、自らはモノの価値が分かりませんし、勉強もしません。 だから客が買うモノを「みんな買っていますよ」と安く売るので、業界全体の価値が低下し続けます。 そう、実は売るための努力はしておらず、売れる時だけ陳列しているだけです。 「お客さまはどのような御趣味ですか?」と、突き詰めてゆきそこから最終的に「こちらはいかがでしょうか?」とすすめられるようでないと、結局は陳列されている店頭の安物しか売るものがありません。 安物がならぶ店頭の「大人の恋愛棚」が、そのまま店の価値を決めてしまうので、実は十分な価値のある商品までが、この安物店のイメージで見られてしまう…。 下手な商人は要りません。
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