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天川 青大さん 2014/10/17 17:5
さて続きです。
5頁目ですが、作品では6頁目。
背景でそびえる巨大な八角形の屋敷と、彼女が着るメイド服がなければ、繁華街で屯(たむろ)する今時の若い家出少女か、男の性癖を満たす風俗嬢と何ら変わらない。
◆さて、またまた、訳のわからない表現です。こんなに短い文章でありながら問題点が三つ。
①《背景にそびえる》ではなく背後とすべき。
②《メイド服がなければ、家出少女か風俗嬢と何ら変わらない》と書いている。
家出少女と風俗嬢は全く違う。
家出少女とは親との関係がうまくいかず家を飛び出した少女の事。一方、風俗嬢とは風俗業に身を落とした若い女性の事。
メイドと分かっている女なのに、何故、家出少女に見えたり風俗嬢に見えたりするのか?
③男の《性癖》を満たす風俗嬢とは?
性癖とは性質の片寄りを言うのです。文字通り、くせの事。「彼には誇大妄想の性癖がある」などと使う。せい欲と性癖では全く違う。
この作者は日本語を正しく使えていない。
次です。
《大和はメイドの格好を見て、彼女をマロングラッセのようだと思った》
◆メイドの格好とは、服装を指している。
メイド服が何故、マロングラッセに見えるのか?
マロングラッセ(仏:Marron glace )とは、栗を砂糖漬けにした菓子の事。
ガングロ女なのでマロングラッセに見えると言うのなら、まだ分かる。
《家出少女か風俗嬢と変わらない》女が、何故、《マロングラッセのようだ》と思うのか?
この頁の、ここまでの箇所は支離滅裂です。
むしろ書かない方が良い。
続けます。
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