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弐、宴①
-戦闘終了後-
城では勝利を祝う宴が行われていた…。
盃を交わす音や、すでに酔っ払ってしまった者達の罵声や何かが壊れたような音などがする中、炎馬(新武将)と甘寧(元水賊)の会話を耳にした事を話している人がいた。
「…またケンカか…」
「そのようですね😠いつもの事ですが本当に燃やしたくなりますね💢」
「まあまあ、落ち着いて下さいこのような場で愚痴をこぼすのは結構ですが、それは少し言い過ぎでは…」その人物は、今は遠出して、城を留守にしている孫権のボディーガード(孫策にとって周泰は孫権の保護者とか💧)
呉軍の要である軍師(火計大好き)の陸遜
そして、孫策に惚れ込み呉軍に降った太史慈の三人であった。
「…確かにな、しかし俺も孫策殿も同じ事を感じているはずだ…」
「ですよね❗ああ、出来ることなら今すぐ…」
「落ち着け💧」
「あ💥すみませんついムキになってしまいました💧」「気持ちはよく分かります。俺も降った頃は『とても仲が良いのだな』と思いましたが、日を重ねると段々酷くなりますね、思い出したら腹が立って来たので俺も少々…」
「…落ち着け💧二人の気持ちはよくわかったから、それ以上は何も言うな…」
どうやら陸遜、太史慈の二人は炎馬・甘寧のケンカにかなり不満を持っているようだ…。それを聞いた周泰は半分呆れた顔をして、二人のキリの無い不満を止めていた。ほっといておくといつ暴走するか分からないからな…。
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