弐、宴②

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弐、宴②

「…どうした!お前らなんか元気ねえぜ?まさか、なんかあったって訳じゃねえよなー?」 「孫策殿💥…随分上機嫌ですね?」 「あったりまえだろ‼権じゃねえけど、こんな日は飲むに限るだろ?」 「いたた…殿痛いです💧」「あ、悪い見えてなかった😁」 一方、そんな三人の様子を見た孫策が話に乱入して来た。しかも黄蓋(皆ボンバーマンと恐れている。笑)にかなり飲まされたのかかなり上機嫌になっていた。上機嫌になっている孫策は無意識の内に話しながら近くにいた太史慈の頭を叩いていたらしく(…多分、本人は覚えていない💧)、太史慈にちょっと注意されていた。孫策ならまだこのぐらいで済むが、孫権(孫策の弟、酒豪💥)なら大暴れしていただろう…💧 「…あの、殿、実は炎馬と甘寧がまた戦場でケンカを…💧」 「話は全部周瑜から聞いた、いつかは説教でもしなきゃなって考えていたからちょうどよかったぜ✊」 「…孫策殿、私どうなっても知りませんよ💦」 「…💧」 「ははは…😅」 三人が心配する時はいつも孫策が何かを企んでいる時だ。まあ、実行するのは炎馬と甘寧絡みの事件が起こる時だけだが。 まさかそんな危険(甘寧にとってはいつものこと、炎馬にとっては甘寧のとばっちりを受ける瞬間)が迫っていることに気が付かない二人は… 「なんだよ、まだ怒ってんのかよ?」 「当たり前だ、お前がそうなるとどれだけこっちが迷惑してるか…」 「なっ💥炎馬、お前俺の事そんな風に思ってたのかよ⁉」 「…別に全部とは言ってないだろ、言ってるのは戦闘の時だけだ」 「それでも俺には全否定にしか聞こえねえな💢」 「-なんでそうなるんだよ」 「💢信じらんねえ、お前そんなに冷たかったか?」 「そんなわけないだろ💢だから嫌なんだよ、いっつも話すとこうなっちまうから…」 「お互い様だろ」 「そうか?💢」 「そうだろ?💢」 話し足りないのか今朝の続きを行っていた。気が付けば、今にでも殴り合いが始まってしまいそうな雰囲気が辺りに漂っていた。 そんな二人を見た兵士達がざわめき始めた…。
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