約束～手をつないで～

四、謹慎初日①

－翌日－

「…まいったな😓どうやら、このまま眠ってしまったようだな💧」
「…おはよ」
「おはよう、孫策、体の調子は大丈夫か？」
「まあな、体はちょっと痛むし、ふらふらするけどな」
「それならいいが、少しはお酒を控えた方がいい」
「分かってるよ、…あいたたた…」
「自業自得だな、」
「…」
「おはよう、あれから寝ちゃったみたい」
「おはよう、昨日はすまなかったな」
「いえいえ、いつものことだから」

孫策の部屋では、話している内に眠ってしまった周瑜と孫尚香、そして、二日酔いになってしまった孫策が会話をしていた。

－それから数分後…

「なんかだりぃぜ…」
「言っておくが、君が悪いのだからな」
「朝っばらから説教はやめようぜ、頭痛くなるからさ…」

食事場に向かう途中でも孫策はまだ周瑜の説教を受けていた。それはかなり孫策にこたえるらしく、彼の顔から苦痛の表情が伺えた。
－食事場－
一方、食事場では、いつもなら遅く来るはずの（単なる寝坊だが💧）炎馬と太史慈が朝食を食べながら今日の事を話し合っていた。

「街へ買い物ですか、いいですね」
「だろ？ここ最近は戦ばかりでろくに出掛けていなかったし」
「そうですね、…あれ、そういえば炎馬殿は謹慎のはずでは？」
「－⁉なんで知ってるんだ？」
「いや、周泰殿や陸遜殿も知っていますよ、昨日俺と一緒でしたから」
「ははは…まずい所見られたな💧」

炎馬は太史慈が自分が謹慎を受けた事を急に言われて困惑してしまった。