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触られたことのない場所の感覚に、体がビクビクと反応してしまう。
「や……そ、蒼介さん」
「胸を見せてくれないなら仕方ないだろう?こっちはこっちで……、ほら腰浮かせて」
「えっ?」
とにかく羞恥で頭がいっぱいの私は蒼介さんの言われるがまま腰を浮かせた。
「――やっ!」
突然声を上げたのは、スカートと共にショーツが下ろされ、するりと私の足から引き抜かれてしまったからだ。
外気にさらされ、ひんやりとした空気が私の下半身を撫でて行く。
そこに蒼介さんの手の感触も加われば、再びビクンッと体が飛び跳ねてしまう。
「だっ……ダメダメだめ!そんな、そんなとこ触っちゃダメですっ」
「まだ内ももだけど」
「それがダメだって言っ――ッあ!」
恐ろしいほど甘い声が口を割り、慌てて両手で口を塞ぐ。
内ももを撫でられるだけでこんなにもゾクゾクするとは思っていなかったから……。
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