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何故お前が………
「なぜ……俺を撃つ……」
「血が出てるよ!早く手当しなきゃ!」
その必死な顔も、声音も、今まで信じてきた「ミウ」の物なのに
「ミウ」
男が、ミウに声を掛ける。
「どうしよう、急所は外したと思ったのに。血が止まらないよぅ……。」
泣きそうな顔で、ミウは男を振り返る。
助けを求めるように
理解していないのか?
そいつと俺は、もうずっと前から、敵同士なんだ
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