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実際、ミウはよく働いた。
俺が命じれば、どんなに汚い仕事でもこなした。
嫌がることなく、恐怖も見せず
仕事を終えて俺の元へ戻ると必ず、満面の笑みで抱き着いてくる。
組織に居た頃から不思議と懐かれていたが、ここまで俺に依存していたとは気付かなかった。
「○○○だいすき!ほめてほめて!!!」
「おぅよくやった。偉いぞー、ミウ。」
何でもよく覚えた。
俺の言葉に決して逆らわなかった。
「実はまたお前にしてほしい事がある。」
「したら○○○よろこぶ?」
「上手くやれたらな。」
「できるよー!!!」
何より、失敗しなかった。
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