第1章
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「なんでまた警察官」 春兄はランドセルを背負っている仕草をした。 「小学生の時、一度さ、警察官になりたいとか言ったろ、冬樹」 あー…確かに言ったかも。 でもそれは春兄専用の警察官って意味だったけど、それはボディーガードになるべきだよな。 「とにかく」 強調して言った。 「俺の夢は春兄の夢を手伝うことだから」
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