第2章

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去年くらいに春兄と初めて自分自身の夢という夢の話をしたという、夢から覚めた。 なんだか夢、夢とややこしい。一体どこのどいつが「将来の夢」と「睡眠中に見る夢」の「夢」を同じにしたんだか。 まぁ、間違ってはないだろう。 覚めてしまえば夢なのだから。将来の夢だって、現実見てしまえば覚めて夢になる。 夢なんて所詮、妄想や幻想もどきだ。
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