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「私達の神の一人のビッt…んん゙、女神が君達の世界の男性を気に入ったんだ。
そこで、その男に好意を寄せていた女を暴走させた。
『一生一緒に居られるように』
しかし、そこで問題が生じた。
好きな男の近くにいつも邪魔してくる男がいる。
いつも一緒にいて離れようとしない。
自分の想いを遂げるには、この男を最初に排除しなければと思い男を殺した。
それが…」
「俺だと。」
「そう。それで君を殺した後好きな男に告白と同時に殺害。
沢山の人間が周りに居たんだが気にも止めず首を切断。
その直後首を抱き締めたまま自害した。
君はまだ死ぬ運命では無かったが、神の力で即死の効果が付与されていたようだ。」
「なるほどねぇ…」
そうすると、急に天使が頭を下げてきた。
「頼みます!私と一緒に来てください!」
「ふぅ………
またか。」
「えっ?」
「それで、俺は地球に戻れんのか?」
「…え?ああ、まぁ貴方の場合はもう地球での肉体が完全に死亡し、世界もそう認識しております。」
「もう、戻れないのか…。そうか…」
「誠に申し訳ありません…。」
「いえ、馴れてますんで。なので、頭を上げてください。」
ずっと頭を下げたままだった天使はようやく顔を上げると、困惑した顔をしていた。
「先程の…またとは、慣れているとは…?」
「ああ、召喚されるのは初めてじゃない。」
困惑から驚いた顔に変わり、しみじみと言った
「とても…経験豊富なのですね…。」
殴った。それはもう容赦は無かった。右ストレートが天使の頬に吸いこまれるようにジャストミートし、吹っ飛んで行った。
「…あいつわざとか?天然なのか?」
急に殴られ訳が分からないと戻ってくる天使
「お聞きしましょう、なぜ私は殴られたのですか?」
「てめえで考えやがれ。
そろそろ 、俺を案内してくれねーか?
いつまでも暗闇じゃノイローゼになっちまう。」
「…そうですね、では移動します!」
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