無自覚な罪作り

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どうしよう……どうしよう…何でだ?何で、こんな事に……。 頭も心も麻痺したように、上手く働いてくれない。 震える身体でついて行きながら、俺の手首を痛いくらいに握り締める、月山薫の赤く腫れ上がった右手を、泣きそうになりながら見つめた。
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