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「.................夢......夢...ゆめ...」
目はハッキリしているのに、脳内だけはまだ夢うつつな私...
今の...夢、だったの...?
仰向けで寝ていた身体を起き上がらせた。
ゆっくりと辺りを見渡してみる...
外は遮光カーテンだからどのくらい明るいかわからないけれど、オールに近い時間まで二人で重なっていたはずだからとっくに朝は迎えているはず...
そう、とっくに......
「......はっ!!!!
し、忍さん!!!!お、起きて!!
お仕事に遅刻.......」
布団を捲り上げて横で寝ているはずの彼の姿を確認した。
でも隣はもぬけの殻。
忍さん...一人で起きてちゃんとお仕事に行ったみたい...
さすが...です。
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