sweet.1

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「......お手柔らかに...」 「そんなに脅えなくても。 取って食うわけじゃないんですから」 たまに食われてますけど?!と、心の中で反撃をした。 だって忍さんの職業は弁の立つ弁護士さん。 言い合いで勝てるわけがない。 っというか、勝ったことが無い。 手を引かれて二人でいざ、入浴開始。 色々と妄想して勝手に身構えていたけれど、この日は本当に一緒に入っただけだった。 ここ最近、全く肌が触れ合うことをしていない。 この日はじゃなくて、この日も、だ。 こうしてお風呂には一緒に入るけどそれだけ。 なんというか...新婚さんなのに...その...あまりにも少ないと...思う。 うん。 だから私の脳内、1人で勝手に暴走しっぱなしだ。
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