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そうだ...
私は奥さんなんだから、ちゃんと務めを果たさないと...
彼がキャバクラに行かなくてもいいくらいの気持ちにさせないと...
このキツイ香水の香りと、想像もしなかった出来事が起こったせいで私の頭はさらにメルヘンになってしまったのか、普段では考えもつかない行動に辿り着いた。
「...今日、私から忍さんを誘ってみよう...」
取りに来たドライヤーを握り締め、何とも変な決意を決めた私。
まずは自分の下着をパジャマの中からチェックしたあと、彼が待つ寝室まで駆け足で戻った。
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